ビデオ|初体験談|ネットで見つけた!素人の超エロい本当にあった体験談!

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投稿日時:2007/09/19 12:38カテゴリ:初体験談

499 :ビデオ :2007/08/28(火) 14:59:34 ID:MpUBKnCS0 
俺も一つ。エロは少な目かな…ごめん。今から20年近く前の事だから曖昧な所も有ります。 
俺 T、相手 S(スタイル良し、Dカプ、足綺麗、でも顔はニキビ多し、良く言えば山口智子を巨乳にした感じ) 

出会いはバイト先。高2に上がってスグ、俺はレンタルビデオ屋でバイトを始めた。 
当時は同じクラスの女子に恋をしていた。それを店のお姉さんに相談して、夏休みにクラスの子に告白。 
断られて傷心(大した事無い)の時、Sは友達二人とバイトとして店に来た。 
長くなるな…こりゃ。で、俺のツレ(クラスメイトで同じバイト先、俺が振られたのは知ってる)と相談相手の 
バイト姉さんから俺が振られているので恋愛の話をしないように新しいバイトのSと残り2人に言っていた。 

で、夏休みは失恋を忘れるべくバイトに精を出していた。評価されたのか、日中(12時〜20時、稀に22時まで)は 
殆ど俺が店内を仕切っていた。今考えるとどうってこと無いんだけど俺はあの時やりがいってのを感じてたし、 
失恋もスグに忘れられた。元来、映画や音楽が好きで楽しめたってのもあったし、社員さんや上の先輩たちにも 
「Tは生意気だが憎めない」「アホやけど嘘つかない」とか褒められてんのか判らないけど、可愛がられていたと思う。 

でも俺は殆ど恋愛経験が殆ど無く(ジャニ系と言われつつ)、Hどころかキスもしたことも 
無い俺は女の子と話すのが難しかったけど、何故かSと始めてのシフトの時にはすんなり話せた。 
学校は違えど同じ学区、同い年。で俺は仕事に慣れてる。色々と初日から教えてて彼女は 
疲れたのかもしれなかったが、俺はバイト終了後にお茶に誘った(これ位は普通に出来た)。 
で、身の上話や振られた話を自分からした。 
山口智子は言い過ぎかな、多分記憶補正です。 

バイト終了は確か10時。それからお茶して多分11時。そのまま彼女の家の近所まで送る。 
俺の家から一駅だった(当然チャリだが)。それ以降、Sとスグに打ち解けた。 
で、俺はSと彼女の友達とも仲良くなった。実は俺は学校にあまり友人が居なくて、学校が好きではなかった。 
何故か学校では疎まれてたのです。自分から仲良しになろうとすることも無く、自分を良しとしてくれる人とだけ 
付き合ってきてそれは今も変わらない。学校での話なんかをしていくと、Sは俺の話に適当に相槌を打ちながら 
否定も肯定もせず、じっと聞いてる。今思えばSに癒されてたのかもしれない。 
そんな事が約3ヶ月続いて11月になった。 

バイト先の店が閉店(遠くに移転)になると言う。実は俺はSではなく、その友人のKが気になっていた。 
Kは150cm位で小さく、今で言うと菊川レイ?(字が判らん、やはり記憶補正)みたいな感じ。 
その時のバイト先皆が仲良くしてくれたが、やはりKが気になった。で、閉店前にKともう一人が辞めると言う。 

Kが辞めるその日、俺は休み(Sも)。寒くなってきた時期なので餞別をかねてKが店を出る頃を予想して 
コンビニで肉まんを買って店にいった。でも運悪く、Kと友達のチャリは既になかった。帰宅の道をダッシュで 
走ったが結局会えず、肉まんは俺の胃袋へ。でもKが辞める前に俺と最後のシフトの時に家に子犬が 
産まれたことを話すと家に遊びに来ると言った。俺は嬉しがりながらも断ったが、Kは言う事を聞かない。 
ニヤ付きながら俺は承諾すると一緒に辞める友人Hと俺の休みの日に家に遊びに来た。 

で、俺は得意のギターを弾き、子犬を見せた。楽しい時間はスグに過ぎ、KとHをチャリで送りながら、 
実はK達の最後のシフト終了後に店のチャリ置場に行った事、肉まんを渡せなかったことを話した。 

俺はSにもKにも恥ずかしくて家の電話番号(当時は携帯何それ?ポケベル?は?)を聞けず、 
連絡出来なかった事なんかを笑いながら話すとKは「嘘―!T君が?でも凄い嬉しい!感激!」の連呼。 
俺はKが喜んでくれた事だけで嬉しく、もうHがKを「良かったね〜、T君がそんな事してくれてたなんて」 
(お前の肉まんも有ったんじゃ、と言いながらも本当はKの為だった事は見抜かれていた様子)と言うと 
更に喜びを表すKが面倒なのか何も言わない。で、いつも別れる道でその日も別れた。 

俺はKの喜び方で報われ、それ以上を望む事もなく、Kともそれで終わりなんだろうと思っていた(実際それ以上はない)。 

その次のシフト。Sは店で二人になると今度二人が休みの時に子犬を見に来たいと言った。 
S,K,Hは中学時代からの親友。学校は違うが情報は共有していて、K,Hが俺の家に子犬を見に行った、と聞いていた。 
俺は断る理由もなく、了解した。この頃、既にバイト先内ではSが俺に気がある、って事は皆が知っていた。 
Sは俺とシフトが同じ時は必ず俺が出るまで外で待ってたり、何故か俺の上着のサイズを測ったりしていた 
(当時、今もかも知れないが女の子に手編みのプレゼントをされるのはステイタスだった)。 
でも俺は気付かぬ振りをしていた。 

で、とうとうバイト先は移転となった。最後まで店に付き合った俺とSは移転先が落ち着くまで、と言う事で 
3日間の開店セールに手伝いに行った。3日目、店は異常に忙しく、前日までは社員さんが俺たちを元の店まで 
送ってくれてたんだけど、その日は無理だった。10時以降未成年を働かせられないと言う事で10時に俺らは店を出た。 
で、俺らは見知らぬ駅から最寄り駅まで帰ろうとした。どれだけ時間がかかるのか、全く判らないまま。 
田舎で山が近いので空気が澄んで星が良く見えた様に思う。 

しかし途中で終電になってしまった… でも俺らは何故か楽しかったようだ。 
土曜の夜、田舎から都会に向かう電車だったから殆ど乗車している人はいない。 
俺とSは二人で働くのは今日が最後だと判っていた。乗っている電車は各駅停車で先は長い。体は冷えてくる。 
俺は何故かSの肩を抱いてしまった。「寝ても良いよ、楽にして」と言うと「アホ、T君の前で寝られへん、襲われる」 
みたいな事を良いながらも俺の肩に頭を乗せたまま、抵抗する事もなく、じっと俺にくっついていた。 
既にクリスマスが近い時期、俺は女の子にプレゼントを貰った事がないとか話していて、「今年は大丈夫」と笑いながらSは言う。 
俺は初めて女の子の肩を抱いた事から舞い上がってたのかもしれないが、Sが好きなのだろうと思った。でも何も言えなかった。 

段々と話す事も変わってきた。と言うか、いつも俺が話してSが聞き役だったから、ネタが尽きた。 
で俺は以前、Sと食事の時に板前に憬れていると言った事が有った。 
その時はSはいつもの様に何も言わずに俺の話を微笑みながら聞いていた。 
でもSが自分の将来を語ったのは、その日が初めてだった。 

S「T君、料理人になりたいんよね?」 
俺「まあ、無理よ。実際は味オンチやし、不器用やし。多分卒業したらフリーターで自分の飯だけ作るでしょ。 
  サラリーマンもどうかなー、想像出来んわ」 
S「でもバイトの賄いは上手やったよ?大丈夫やって!」 
俺「あれは冷凍のヤツでしょ!誰でも出来るよ。」 
S「うーん。そしたら私の夢が叶ったら、バイトの時みたいにご飯作ってよ!?」 
俺「良いけど、Sの夢なんか知らんぞ?」 

S「実はねー、私は速記をやろうと思ってるねん。」 
俺「速記?何それ?聞いた事ない」 
S「んーと、裁判とかで話をするやん?あれをその場で書き写して記録するねん」 
俺「あー、あの犯人とか偉い人とかが居てて端で何してるか知らんけど、ずっと俯いてる人の事?」 
S「うん、それ!」 
俺「あれ、暗くない?て言うか、ごっつ暗いで」 
S「暗い言うなー!」 

S「で、学校卒業したら学校行って資格取るつもりやねん(大学だったかも)」 
俺「凄いな、メッチャハッキリした夢やん。俺なんか適当やわ」 
S「でもT君、バイト中はしっかりしてたよ?皆T君の事を頼りにしてたよ?」 
俺「あー、金がかかってるから。俺、学校では友達おらんし、バイトせんと家は共働きで飯もないし、 
小遣いもないからバイトしてたら賄いも有るし、小遣いも出来るし、CDもただで借りれるやん? 
調度良いねん。だからバイトは全力で学校で寝てます!」 
S「CDは勝手に借りたら駄目です!」 
俺「ハイ…」 

ちょっと記憶が曖昧なんだけど下のような会話もしたと思う。もしかして違う人? 

S「それとねー、××組の○○っておるやん?」 
俺「知らん。誰?」 
S「私の中学時代の友達。T君の事、知ってるか聞いてみたよ?何か近付き難い、怖い感じって。学校もよく休んでる?」 
俺「おいおい、密偵ですか、それ?」 
S「そうです^^。でも組が違うし、それ以上は知らないって。聞いてみたのも一回だけで。 
 で、学校の中で女の子と居るのは見かけないって^^言ってた!T君はしっかりしてるけど、心配やねん。 
 勉強は私が教えるから、何でも聞いてね?」 

俺は女のネットワークの恐ろしさを認識した… 
Sは俺の学区内でも上から数える位の高校に行っていた(K,Hは俺と同等)。だから勉強が 
出来るのは知っていたが、やはり頭の良い奴は将来も考えていると実感した。 

S「T君、今好きな人っていてる?」 

Sは唐突に俺に聞いた。今まで服のサイズなんかは聞かれた事は会っても、直接の話はなかった。 
俺は何と言えば良いか、返答に困った。 さっき、もしくは最近Sの事を本当に気になりだしたから。 

俺「夏休みに振られたの知ってるでしょ? あれから3ヶ月ですわ。」 
S「それ、答えと違うよ^-^」 
俺「また振られるのは嫌やな」 軽いトラウマかも。 
S「次に告白する時は大丈夫やって」 まるで判っているかの様にSは言った。

S「Kは?」  俺「は?」  S「Hは両想いじゃないかって。T君の肉まんの話をした時の 
 Kは凄く喜んでたって。KとHが会うとKはいつもT君の事を嬉しそうに話すって」 
俺「嬉しいねー、てか悪口かな。バイト中、後ろから膝の裏をカックンして苛めてたから」 
S「それはHも私も、て言うか先輩にもしてたでしょ!憎めないのがムカつく!  
 で、HはT君は特にKに優しい感じがするって。あんまりT君、Kと私の3人でシフトに 
 なってないし、3人で遊んだ事もないから、そうなんかなって…」 

H、お前凄いよ。でも俺の態度が判り易かったのかも。確かに前述の通り、Kは気になってた。  

俺「そうかな。確かにKは面白いし、見てて飽きないし。明るいし、俺も楽しいよ」 
 俺は否定出来なかった。 
S「そうやね…、私もKは可愛いし性格も良いし好き…。ずっと中学から一緒やし」 

その後、Sは俺が否定も肯定もしない事を責めるかのように静かになった。 
Sは恐らく否定して欲しかったのだと思う。もし自分から俺に告白したらKとの関係が崩れるかも、 
と思っていたのだろう。だから俺からハッキリした事を聞きたかったのだと思う。 

何とか楽しい雰囲気を作ろうとしたが、否定も出来ず、仮に否定すれば俺らの楽しい関係も 
終わるかもと思うと結局Sの納得出来る答えを与える事は出来なかった。 
バイトの疲れが出てきたのか、二人は静かなまま横に並んで座っていた。 

しかし相変わらずSの頭は俺の左肩の上に有った。 

その時はそれが普通に、自然に思えた。途中、話の中で頭を上げて俺を見るが、スグに俺の肩にその頭を乗せた。 
何度も言うが、初めての女の子との接近、暖かさはいつまでもそのままでいたいと思わせた。 

そして、俺らの乗る最終電車は、またも全く知らない駅でその走行を終えた。 

俺はこんな場所(周りは山)、こんな時間(恐らく0時位)にいるのは初めてだった。 
それまでは夜遊びをしても先輩や年上と一緒で確実な安心が有った。 
でもこの時は俺がしっかりしないといけないのが不安だったが、Sも不安そうだった。 
それが判ったのと、雰囲気が変わって話をする事も出来た。電車は無いが、タクシーは有った。 
幸いにも金は1万ばかり持っていたので、タクシーで帰る事にした。

タクシーの中では先ほどの電車の中と違い、Sとは当たり障りの無い話をした。 
やはり運ちゃんに話を聞かれるのが嫌だったのだろう。二人や友人に害の無い話ばかりで。 
そして目的地、元のバイト先に到着。置いていたチャリに乗り、二人はいつもの様に家路についた。 
この時はもうAM1時を過ぎていた筈で、さすがにいつも別れる場所ではなく、Sの家の前まで送った。 
既に俺らは話をしていない。深い話をすると、この時間が弾けてしまいそうな気がしたから。 

家の前でチャリを下り、Sはチャリ置場にチャリを置くと俺に近付いて、俺の腕を握る。 
S「T君、遅くまで有難う。私を送る為にT君は帰りがもっと遅くなったね。ごめんね」 
俺「Sは何も悪くないやん^^楽しかったし。親に怒られたら俺も説明するし、それでも駄目なら店長に謝らせよう^^」 
S「そんなん無理やし、内の親は大丈夫。この部屋は私とお姉ちゃん二人で親は近くに部屋借りてるから。」 

そうなんだって。彼女の家は借家で大して広くなかったが、思春期の女の子だから?自分の部屋も欲しいだろうとの 
配慮でSは姉と二人暮らしをしてたようだ。 

俺「あ、そうなん? そしたら今日バイトの前にここでサンドイッチ食べさしてくれたやん?聞いてたら襲ってたかも!^^」 
S「T君はそんなん出来へんと思うけど^^」 
俺「そうやな」確かに何も出来ん。この会話は電車の中で気まずくなっていらいの笑顔だった。 
そして会話は1分にも満たなかったと思うが、その間Sは俺の右腕を離すことがなかった。その握り方は何とも言えなかった。 
何故だか安心を与えられ、俺の顔のスグ近くにSの顔が有った。抱きしめようか、キスしようか、Sは望んでいるのかも、んー 
と思うが近所の飲み屋から笑い声が聞こえる。 

童貞の俺はキスもした事がなく、そして付き合ってもない子にキス出来るタイミングは判らない。結局Sの言うとおりの 
へたれっぷりをさらけ出したが、Sが気になる。もう一緒に働くと言う自然に会える機会は巡ってこないかもしれない。 
俺「また遊ぼうな」 

S「うん、勿論。て言うか、T君の子犬!まだ見てないし、見せてーよ」 
俺「あ、そうやった」 
Sとシフトが一緒になる機会は案外少なかった。Sが仕事を覚えてからはSとH、俺とKと言うパターンが多かった。 
店長は俺とSに店を任せており、自然とシフトは離れた。店長が店に出るのは俺らの出る4時前でその後は 
事務所で事務仕事に専念していた。 
KとHも馬鹿ではないが、女子高生のキャピキャピさが抜けず、可愛いながらも店長にすれば店を任せるのは 
少々不安だった様だ。 
だから俺が休みの時はほぼ必ずSはシフトだった。 
Sは俺の家に来るのを楽しみにしていたようだ。

俺はさっきまでのSとの会話を思い出し、一人で笑いながらチャリを漕いでいた。 
で、思い出した。俺、Sの電話番号知らん…。待ち合わせの時間、適当やった… 
さすがに戻る事も憚られる時間で、仕方なく家に帰る… 
どうなるかな、バイト先に聞くか…また変な事言われるな…と思いながら。 

そして結局、バイト先に連絡出来ず、約束の日の前。 
俺は明日来るであろうSの為、玄関、俺の部屋までの階段、勿論俺の部屋を掃除する。 
そうしていると「電話―」。妹から電話が有る事を聞く。誰かと思うとSだった。 
S「T君、明日何時に?」 
俺「うん、4時頃、駅でどう?」心臓はバクバクです。妹はニヤニヤしている。 
S「T君さ、忘れてない?」 俺「勿論」 
S「連絡ないし…」 俺「スミマセン。電話番号聞けなくて。で、何でSが知ってるの?」 
何でだったか覚えてない。多分俺が言ったのだろう。俺、今の嫁さんにも番号聞けなかった。 
ひょっとしたらビデオ屋の会員証の中を見てたのかも。多分違うよな。 
S「じゃあ明日ね。」 俺「あい、バイバイ」今でも俺は電話が苦手だ。 

当日、俺は学校からダッシュで帰宅。シャワーを浴びて、歯を磨いた。 
何も無いのは判ってるんだが、汗の匂いは嫌だし、キレイに見られたかった。 
Sと会った。Sは確か、学生服だった。そして、二人で話すこと、時間が持たないかもと思い、 
近くのビデオ屋(バイト先とは違う)で当時出たばかりのETを借りた。俺は既に 
見ていたが、Sは自分の部屋にビデオがなく、見たいと言ったから。俺の部屋で子犬を紹介すると 
気に入ったのか、ずっと抱き続ける。親犬は産まれたての子犬を取られまいとずっとSに寄り添う。 
とても良い絵だった。俺の部屋は西向きで日当たりが良く、夕焼けが彼女、子犬、親犬を照らす。 
今思い出しても良い光景だったと思う。親犬にすれば気に入らないだろうが。

そして子犬を戻し、部屋でポテチ、ジュースを用意。ETを始める。 
あれは良いものだ(マクベ風)。大丈夫と判ってても泣ける(その時は泣かなかったが)。 
Sは号泣。終わっても顔を上げないんだ。で音楽をかけたり、話しかけても駄目。全く駄目。 
で、またまた子犬参上!当然親犬も同席(いい加減にしろよボケ!と言う目)。 
Sは子犬を抱きしめる!これが本当に犬なんだけど猫可愛がりって感じで愉快。親犬も遊んで欲しくなったのか、 
Sを舐めたり甘噛みしたり腹を見せて寝転んだり…そして楽しい時間は過ぎた。 
Sはバイト以外では門限は8時?だったかな。とにかく夕飯は一緒に食べられなかった。 

その日、Sは学校から直でうちに来た。だからチャリはない。 
二人乗りをしようかと思うがスカートだし歩いて帰る、と言う。俺はこなくて良いと。 
しかし今度こそ最後になるかも知れず、俺は電話番号を聞かねばならん! 

と言う事で一緒に一駅分歩く事にした。 
バイト先が移転する前、10月に学園祭って有るでしょ? Sは確か飲食関係の展示を 
クラスでやったようで。俺は誘われたけどバイトで行けなくて。で、学園祭が終わった後、 
Sはバイト先にクッキーを持ってきた。 

俺は家で食べたけど、中に手紙が入ってた。内容の詳細は覚えてないんだけど、 
俺やK,H、先輩たちと仲良く出来て、嬉しい、俺の学園祭にはやはりSはバイトで来れないが 
楽しんでこいみたいな事を書いていた(様な気がする)。 

俺はクッキーのお礼に手紙を書いたんです。無茶苦茶アホな事を。 
俺もS,K,H達と知り合えて嬉しい、楽しい。そしてクッキーは旨かったと。 
クッキーは手作りだった様でこんなクッキーが食える彼氏は幸せだろう、 
俺はこんなクッキーを作れるSが好きだぜ!ってアンマリ直接の愛情が 
伝わらない様にしたつもりなんだけど、好きだとう言葉を書いた。 
K.Hにも事有る毎に「好きー」とか「付き合ってー」とか皆に言って楽しんでた。 
その一環だったんだわ。当然、人前で冗談でSにも言っていたと思う。 

それは特別ではなく、冗談っぽくSに感謝を書いただけだった。 
でもどこかで自分の気持ちを伝えたかったのかも。でなければ手紙を 
書く必要はない。会った時に礼を言えば良いのだから。 
俺とSの歩きながらの会話です。 

S「楽しかった。子犬ってメッチャ可愛いね!また遊びに行って良い?」 
俺「勿論!いつでも!」 
S「でもK,Hも来たいやろうな…」またKの話ですか…ヤバイ。 
俺「気にする事ないよ」 S「そうなん?」 どういう意味だろう… 
S「T君、Kの事なんとも思ってない?」 確信を付きますね、貴方… 
俺「あいつは良い奴。でもSも」 S「じゃあ特別じゃないってこと?」 

こういう時の女って怖い。スッポンみたいに離さないんだわ。 

俺は曖昧に逃げる道を探した。でも曖昧にする必要が有るのか、判らなかった。 
Sが口を開いた。 
S「T君、前に手紙くれたでしょ?」 俺「あー、クッキーの時にね。旨かったよ。Sは上手やね、こないだのサンドイッチも旨かったよ。」 
S「ありがとう。私、手紙見て嬉しかった。でも、返事出来てないねん」 
俺「ん?初めにクッキーに入ってたやん。手紙はあれの返事やからSが書く必要ないやん」 
S「そうやんね。でも嬉しくて。」 俺「何で?あほな事ばっかり書いてたやん。捨ててくれ!」 
S「あかんよ。今も持ってるもん〜」 俺「そう?じゃあ何か作ってくれたらまた書くわ」 
S「判った^−^」 俺「期待してるで!」 S「任して!お姉ちゃんは作れへん分、私がいつも作ってるから!」  
俺「凄いなーSは。彼氏になったら幸せやで」 
S「うん…」急にテンションが下がる。まずい雰囲気。

実際、Sに彼氏が出来るなんて考えることは出来てなかった。でも有り得る事で。 
S「返事やけど、T君が手紙にSが好きって書いてくれてたやん?」 
俺「アー、アー聞こえないー」 S「もう! 私も…好き…」北風で消え入りそうな声だが俺はハッキリと聞いた。 
俺、絶句(マジ、ヘタレ)。

Sは俺が書いた事をそのまま飲み込んでいた。冗談で書いた事を本気で喜んでいた。 
そして、Kの存在に対する不安、ハッキリしない俺の態度にもめげず。 

俺はSの気持ちの重さを感じた。俺は初めて告白と言うものを聞いた。 
そして、Sに言わせた事を後悔した。俺は返す言葉もなく、Sはバイトで俺に会ってどれだけ楽しかったか、 
嬉しそうに笑いながら話した。失敗、俺がした悪戯、K.Hとの事。先輩、こないだのプチ冒険…

もうすぐ、Sの家に着く。俺はどうしたら良いのか判らなかった。 

でもSの話した事の全てに俺がいて(当然か…俺と話してるんだからね)、 
女の子に先に好きと言わせたヘタレで友達もいない俺が、Sの心の真ん中にはハッキリといて。 
俺は初めて人に感謝して泣けた。 

俺は初めて家族以外から愛情を感じた…しかもそいつは俺に好きだと言ってくれた。 
人の優しさを感じて、ゴミが目に入った振りをして目をこすった… 親は仕事で余裕がない。 
学校では友達が居ない。俺はそれを辛いと思った事がなかった。 
でも、人の暖かさに触れてしまった俺は、暖かさを失いたくないと思っていた。 
S「T君、ありがとう。バイト、T君がいたから楽しかった。」 
俺「う、うん。俺も…」 S「なんかT君の目、赤いで?ゴミ入った?大丈夫?」 
ここでも心配される俺。違う、お前の優しさで泣けた、とは勿論言えない。 
S「これからあんまり会えなくなると思うけど、学校行ってね?  
勉強判らなかったら誰でも良いから聞くねんで?新しいバイト、早く見つかると良いね。 
次は美味しい賄いが出るとこにいけると良いね。お母さんも大変なんやと思うよ?」 

こいつは俺の事を想って言ってくれている。Sの何か吹っ切れた様な言葉が痛くて返せない。 

S「家に着いてもうた…」 

もう駄目だ。時間がないことをようやく悟った俺。 
俺「S、電話番号、教えてくれへん?」 S「勿論、て言うか何で聞けへんのかなって」 
俺「苦手で…」  
S「得意な人より良いかな。でもT君って結構話好きやのに、そういうところ変やね^^」メモを書いて俺に渡す。 
S「じゃあ、暇が有ったら電話頂戴ね?」 
俺「俺、いつも暇」  
S「私も暫く暇やわ^^また楽しいバイトが出来たら良いなー。でもK.Hも新しいバイト探してるし、 
  T君とも違うバイトになると思うから…」 

これ以上、Sに思いを話させてはいけないと思った。 
俺「嫌や。」  
S「ん?何かごめん、変なこと言った?」何故か俺が怒ったみたいにとったのか、Sは不安そうに言った。 
俺「もう会われへん、みたいな事を言うな。」 
S「…」 
俺「俺と一緒にいろよ…」精一杯、強がって言った。バイト中、偉そうに言っているいつもの口調で… 
S「え…」 

俺「だからそういう事…」 S「ほんま?また冗談?」Sは不安なのか、少しおどける。

俺は咄嗟にSを抱きしめた。Sは驚いてビクッとして、俺に抱きつく事はなかった。 
抱きしめたSは結構小さかった。Sはしっかりもので、K、Hといてもお姉さん格だったし 
バイト先でも仕事をしっかりこなして成績も良い。それがSを大きく見せていたのかもしれない。 
俺は初めてSの小ささを実感した。 

俺「冗談と違う。Sの作るクッキーは俺が食う。それとSは他のものを作ってくれると言った。 
 食べさしてよ…」 Sは理解してくれたのだろう、俺に腕を廻した。 
S「T君?私で良いの?Kは?KもT君の事…」Sは帰り道に俺に告白し、思いを伝える事で 
俺を忘れようとしていたのだろう。俺はそう思った。 

俺「もう良いよ。言うなよ」Sの話を途中で止めた。キスで止めれば良いんだけど、出来ない。 
だから抱きしめている腕に力を込めた。それが精一杯だった。 
S「うん…ごめん…嬉しい…ずっと不安やった」更に強く抱きしめた。 
俺「一緒にいよう。Kとは何もなかったし、俺もKも何も言ってない。不安なら俺との事、すぐにKに言えば良い。 
  大丈夫…」 
S「ありがとう…」確かにSはそういって俺に強く抱きつき、俺の胸に頬を付けた。 

Sの家の近くに来てから、そう長くは経っていない筈だが、びびりながらSを抱きしめ 
抱きしめた俺にはとても長い時間に思えた。 

しかし8時をかなり過ぎているのは判ってたのでだったので、自然と離れた。名残惜しい。 
今度は初めて手を握った。 

俺「またね。電話するわ」 
S「今度はいつ会える?」Sは笑顔だった。 
俺「Sの時間の有るとき」俺も笑顔で返した。 
S「じゃあ、毎日!」二人で笑った…  
なんて幸せなんだろう、俺にとって初めて彼女と言えそうな人と一緒にいる… 

俺は駅に向かおうとする。Sの家は駅の前で階段の上からプラットフォームが見える。 
俺「じゃあ家に入り。俺は電車で帰るから。」 
S「うん、判った。」Sは階段を上る。踊り場で手を振り、そして家の扉を空ける。 
最後に手を振り、Sは家に入った。俺は達成感で意気揚々と駅に向かう。小銭を出して手を見る。 
切符を買うとき、さっきまでSと一緒にいた事を思う。確かに俺はこの手でSを抱きしめて、Sの手を握った。 
でも今は隣にいない。嘘みたいな、夢みたいな気持ち。そして喪失感を知った。 
嘘じゃない事を願い、Sを感じたくてプラットフォームからSの家を見た。 

線路の柵の向う、Sの家の踊り場を見る。 そこにはSが居た。 

帰りに来ていたコートは脱いで俺の部屋で子犬を抱いたままの姿のSがそこに居た。 
Sは自分が扉を閉めるまで、俺がそこに居る事を判って扉を閉めた。 
そして俺が駅に入る頃を予想して踊り場で待っていた。 
俺とSは今日一緒に居て、歩いて告白し、恋人になった。それは俺とSにとって本当だった。 
それを実感して、嘘じゃなかった事を理解し、俺はまた泣いた。 

でもSは泣いていない。Sは喜んでくれている筈だ。俺も喜ぼう。泣くんじゃない。笑って手を振るんだ。 
俺が乗る電車が来るまでの5分くらいの間、当時は携帯もないし、ただお互いがそこにいるから、と言う理由で 
二人は外で互いを見ていた。もし、俺らが携帯を持っていたら、姿を見ながら電話しただろう。 
メールをしたのかもしれない。 
でも、その時はそれが幸せだったし、逆に今の高校生カップルには得られない「愛おしさ」が有るんだと思う。 
どちららが幸せではない。その時、俺らは確かに幸せだったんだ。 

俺だけかな、判ってくれる人、いるよね… 

翌日から俺らは毎日電話した。でも高校生にはテストが有る。それにSは進学校、親も成績には厳しい。 
だからテスト前には会えなかった。テスト前、Sは俺に勉強を教える為に家に来た。 
そして昼飯を作ってくれた。ハンバーグだったと思う。勉強もそぞろに、俺らはまた家で子犬と遊んだ。 
親犬が心配しているので子犬を返してSと話す。もう帰る時間だ。 

S「もう帰らないとね」 俺「そうやね」抱きしめた。ここまでしか出来ない。 
S「T君、Kに言ったよ。おめでとうって言ってくれた」 
俺「良かったね。初めから気にすることじゃなかったんと違う?俺、そんなにもてへんよ」 
S「それは判った」 おい… 
S「T君、好き…」 俺「俺も…」 S「何?聞こえへん…」 俺「好き…」 S「初めて言われた」 

Sが俺を抱きしめる力が強くなった。そして俺を見た。俺もSを見る。 
Sは笑顔だった。俺も照れながら笑った… もうすぐ別れの時間だ。 

この日はチャリだった。 
S家の前で別れを惜しんだ。俺が腕を延ばすとSは黙って俺に抱きついた。 
そして、俺は意を決した。 

Sを抱きしめて初めてのキスをした。 

ファーストキスはレモンの味とか聞いてたけど、生暖かい豆腐に口を付けただけの様な感じで、 
ん?こんなもんか?と言うのが本音。本当に口と口を付けただけ。でも俺もSも照れていた。 

俺「クリスマスにはどっか行こう(皆で)」 
S「え?う、うん」 俺「駄目?」

S「大丈夫と思う。去年もK達と遊びに行ったし」 
俺「俺も大丈夫。お金、残しとかんとね。プレゼント、何が良いかな」 
S「お金ないでしょ?良いよ、別に出世払いで^^」 
俺「わかった、じゃあ今年は我慢して」 S「うん、大丈夫やで」 

別れ際、Sはまた俺の右腕を握り、そして少し背伸びをして一瞬だけ俺の頬にキスをした。 
恥ずかしいのか、すぐに俺から離れ、階段を上る。踊り場で手を振る。 
S「家に着いたら電話してね…」笑顔で言い、俺の返事を待たずに扉を閉めた。 
俺はファーストキスより、ほほにキスされた事が衝撃だった。 

テスト期間に突入し、そしてテストは終了した。俺はいつもと変わらない出来映えだった… 
Sは家業の手伝いが有ると言う事で、俺との時間が減ってしまった。 
寂しくは有ったが、俺にもする事が有った。Sへのプレゼントだ。 
金は無いが、レンタル店でクリスマス向けの曲を沢山借りて、クリスマスだけのテープを作った。 
そして、確か安物の置物かなにかを買ったと思う。この辺、曖昧。 
夜を徹して編集し、出来上がる前に俺は床で寝てしまったようだ。 
俺は風邪を引いてしまった。 

まあ風邪と言っても只の微熱。寝ていれば問題ないだろう。 
まどろんでいる内に電話が鳴る。Sからだった。 

S「T君ー、○さんから連絡有った〜?」○さんは元のバイト先の社員だ。 
俺「ないよー。何で?」 俺でもSの家に電話出来ない(只のヘタレ)のに、○め! 
S「あそこ(元のバイト店)が改装してビリヤード店になるって。で、私達にバイトに来ないかって」 
俺「KとHも?」 S「そうそう。また一緒に働けるよ!」 しかし俺には連絡が無い… 
俺「俺とこ、連絡ないし。」 S「すぐにあるよ〜。じゃねー」 Sは自分の言いたい事を言って切った。 
そしてスグに電話がなる。ん?Sか?俺はニヤける。 

電話は○さんだった。 
○「オウ、T。元気か?Sから連絡有ったぞ。お前に電話したら俺から誘いの連絡がないから拗ねてるって」 
俺「そんなことないですよ…」 
○「クリスマス頃から始めるから来いよ。新しい店長に言っとくから。とりあえず条件は直接話してくれ。じゃ」 
またも勝手に切られる。大体、何でSは○に連絡出来るねん。若干の嫉妬をしながら寝続ける。 
そしてまたまた電話がなる。新しい店長だそうだ。 
店長「T君?×です。新しい店長をします。自給はこれこれ、面接は不要。じゃあシフトを決めるので 
    明日の×時に店に来てね。ツー」 おい、何故今日は皆自分の用事だけで電話する? 
更に電話がなる。俺は機嫌が悪かったようだ。 

電話はSだった。 
S「○さんから電話有った?」 俺「うん」 S「行くんでしょ?」 俺「断る暇もなかったよ」 
S「断る理由があるの?」 俺「それがない。小遣いも尽きそう」 S「じゃあ、良かった!」 
S「何かT君、声暗いよ?起こってる?」 今日初めて電話で俺の様子を伺う声。 
俺「うんー、ちょっと風邪みたい」 S「えっ?大丈夫?すぐに行くから!ガチャ!ツー」 
またですか。しかしSが来る?俺は取り合えず起きて部屋を片付け、洗顔と歯磨きをした。 
さすがにシャワーして石鹸の匂いが爽やかに会う事は出来ないだろう。 
Sは結構チェックが厳しいのだ。 

30分?後位にSが来た。外出する妹と玄関でスレ違い、呼び鈴を押す必要も無く、いきなり俺の部屋に来た。 
俺は驚いたが、Sはニコニコ顔で入ってきた。 

S「毎度ー、風邪ですかー。薬飲んでますかー?」 
俺「薬は嫌いですー」 S「こら!だと思って持って来ました。これ食べて薬飲んで」 
コンビニで買ってきた食べ物と薬を俺に渡す。こいつは本当に気が効くな…しかし素直に受け入れられない。 
俺「S、手作りと違う!手作りは?」 S「そんなの急に無理!もう、病人は我侭って本当!」俺にデコピンをする。 
俺「痛!判ったよ。食べます、飲みます」 本当は悪い気はしなかった。ただSが居る事が嬉しく、我侭を言った。 
俺「デコピンの仕返しをする!」 S「嫌!寝なさい!」 俺「する!」 Sは俺をベッドに押したおし、布団の上から 
俺の上に乗る。 
S「動けないでしょ!? どう?許す?」 俺「絶対に許さん!」 しかしそれは二人でジャレていただけだ。 
俺「必ずデコピンする。」 S「じゃあ、これで許して?」  

Sは俺のおでこにキスをした。俺は完全に負けていた。

S「許す?」 俺「足りない…」 S「風邪が治ったらね。寝てて良いよ。私、ここにいるから」 俺「うん…」 

俺は本当に安心して、そして少し寝たようだ。俺の目が開く。Sは俺の方を見ながら、小説を読んでいたようだ。 
二人の目が合った。そして笑いながら言う。 

俺「俺、寝てたかも。ごめん。」 S「こんなに可愛い子がいるのに寝るなんて!」 Sは笑って言った。 
俺「熱で目がおかしくなったのかな。泉ピン子が前に居る…」 S「!!熱!?」 まだ笑って俺のおでこに手を乗せた。 
S「あっ熱下がったみたい!で、泉ピン子がなんて?」 俺「うわごとかな。」 またデコピンを喰らった…そして俺が 
起こる前にまたおでこにキスをした。

俺「横にこない?」 S「だーめ!」 俺「…拗ねる」 S「もう、これでどうだ!」 
布団越しに俺の上に乗る。このとき、ちょっと勃起したと思う。普通でしょ? 

S「大したこと無くて良かった。心配したよー」 俺「ごめん」 S「許さん!」 俺「じゃあ…」 
布団から腕を出し、Sを抱きしめた。 
S「うー、風邪を移される〜。殺される〜」 俺「これでどうだ」 俺はSのおでこにキスをした。 
俺「許す?」 S「まだ許さん!」 俺もだがSも満面の笑みで照れている。 
俺「じゃあ…」 S「あっ」 キスをした… 久しぶりだった。風邪移すかな…大丈夫だろう(何が?)。 

S「もう元気?」 俺「完全復活です!」 S「良かった…」 俺「薬が効いたかな。」 
S「うん、あの薬ね、うちの家族は風邪の時はスグに飲むねん。効くでしょ?」 
俺「そうかな。こっちの薬が効いたと思う。」 Sにデコピンをしてやった。 
S「痛!もう!あっ…」 またキスをして、抱きしめた。 この時、俺は物足りなかった。 
一瞬、躊躇して、そして軽く下を入れてみた。 Sは驚いたのか、抱きつく腕の力が 
変わった。 時々、舌を軽く入れてみる。 段々とSも慣れたのか、Sの舌が俺に 
触れる様になってきた… 

Sと目が合った。いつもの笑顔とは違う。俺を見上げる様に、慈しむ様に。目も潤んでいたように思う。 
S「うん、元気やね…」 俺「薬効いてるやろ?」 S「うん…」 まだ足りない。Sはゆっくり上半身を起こす。 
俺もSを追いかける様に、布団を少しどかせ、ベッドに二人座って抱き合った。 
俺「俺、また元気なくなった。Sも大人しくなったな」 S「そう…かな?」 二人の抱き合う力は元気だ。 
俺「薬…」 S「…」 見詰め合うとまたキスをした… 今度はさっきより互いの舌が深く絡み合う… 

この時、俺にとって初めてのディープキス。感想は「何じゃコリャ!舌ってこんなに動くのか! 
何かヌルヌルで気持ち良いぞ!」って感じです。ファーストキスとは全く違う、大人になった気がした。 

何分そうしていただろう。唇を離して言った。

俺「この薬、凄く効くわ…」 S「飲み過ぎても大丈夫…」 Sが照れて言った。 
S「でも中毒になるかも…」 俺「うん」 S「…」 抱き合ったまま、こんどはSからキスをしてきた。 
そして、そのまま二人はベッドに横になり、俺は腕枕をする形でキスを続ける… 
俺、完全にMAXでした… 

どれだけの時間が過ぎたのか、俺には判らない。でももっとSに触れていたいと思っていた。 
俺は恐る恐る、Sの胸を触った。 俺の脳内{スゲー、何かデカイぞ!これ!} 

S「ん…はっ…」 もしかして感じてるの?服の上ですよ? 今度は揉んでみる… 
S「はぁ…んん…」 体をよじるが、拒む感じではない。揉み続ける… 
S「あ!…う、ん…T君」 名前を呼ばれ、我に返る。Sを見る。嫌だったか… 
俺「ごめん…大丈夫?」 Sの顔は夕日の所為か、少し赤い。 
S「うん、大丈夫。嬉しいねん。T君、一緒にいようって言ってくれたけど、電話もくれへんし」 
俺「ごめん…」 S「嬉しいねん…」 
またキスをした。 
S「まだ無理やけど、今度のクリスマス、T君のお嫁さんにして?」 俺「え…うん」 
S「嬉しい…」 俺「ありがとう」

キスを続けた。もう舌を絡める事に躊躇はない。貪る感じだったと思う。 
そして一度胸を触って、揉んで、Sから拒まれなかった事で今度は服の中に 
手を入れた。Sの体は余計な肉がないようだった。ブラを外す事無く、上から 
揉んでみる… {やっぱデカイ!} Sは段々声が出てきた。 

ブラの下に手を入れる。何か柔らかいような、硬いような。そして突起に触れた瞬間。 
S「あん!あ(自分の声に驚いた感じ)」 まだSは拒まない。俺は調子に乗ってブラを 
上にずり上げた。 
俺「大丈夫?」 S「うん」 照れながら笑うS。俺は生でSの胸を愛撫した。 
S「はあ…あぁん…うん…」 Sの喘ぎ声はAVの様だ。でも俺の脳に直接響く様に俺を刺激した。 

この声をもっと聞きたい… 

そして俺は体を下にずらした。そこにはSの胸が有った。

初めて見る女の胸。確かにSは服の上からも大きく見えた。でも意外とブラは薄手の様で 
本当にデカイ事を知る。そして俺はAVで見た様に乳首を口に含んでみた… 

S「T…!あぁ!」 Sの体は仰け反っている。体は痙攣しているようだ。これは凄い! 
俺はもう止まらず、ずっと繰り返した。Sは言葉にならない声を出す。 
S「T…君…はぁはぁ…」 俺「S…」 S「こっちに…」 俺「うん、ごめん」 

二人の目が合う。もういつもの元気なSではなく俺を強く抱きしめる。

俺もSも何も言わない。 
俺は手をお尻の方に下げた。まだSは時々痙攣している。 
俺は止める事が出来なかった。 

手でSのジーンズのボタン、ジッパーを下げパンツを触った。 
何かを察したのかSは俺の首元に抱きつく。 
Sが少し腰を浮かしたのか、ジーンズが少し下にずれた。 
俺は下着の上から指で栗の辺りをなぞってみた。 
S「あ!」 またSの体が仰け反る…でも俺の首に回した腕は俺を放さない。 
指で周辺を撫でる度にSの体は反応を続け、止まる事がない。 
俺は意を決してへその下辺りから手を差し入れる。

確かに判る、陰毛の感触があった… やっぱ生えてるんだ… その下まで手を入れる。 

Sはそれを止めない… 

さっき触った辺りを指先でなぞると、そこは濡れていた… これが本で読む「濡れる」と言う事か… 
ゆっくりとなぞり続ける。Sはもう声にならないようで、「はぁはぁ、あっ、うぅ…」と言う喘ぎ声を出し続ける。 

俺は栗の下の穴を見つけた…ここか。ここなんだ… 

何故か、目的地を理解した俺はさっきのSの言葉を思い出した。 

S「今度のクリスマス…」 そうだった。じゃあこれ以上続けるのは駄目かも…

俺は下着から手を出した。そしてもう一度Sの胸に口を付けた。Sにはもう俺を抱きしめる余裕は 
なかったようだ。そしてブラを元の位置に戻し、Sに軽いキスをし、首を攻めた。くすぐったいのか 
体をよじる。 余裕が出てきたのか、俺に抱きつく。 

俺「S…」 S「T…君」 俺「へへっ」 S「えっち!」 軽いキスをしてくれる。 
俺「凄いわ…」 S「何?」 俺「こんなこと、みんなするんや」 S「そういう事言わんの!好きなら良いの」 
俺「うん、そうやんな…」 二人で抱き合い、時間は過ぎた。 

S「帰らないと…」 俺「あ、うん」 S「T君、今日は部屋にいて」 俺「あかんよ、送るよ」 
俺「風邪!」 俺「また薬飲めば良いでしょ?」 S「駄目!もう、えっち!」 俺「風邪薬がえっちですか?」 
S「ん! もう! でも本当に今日は家にいて。」 俺「判った…」  

俺の部屋から出る前に、もう一度キスをした。そしてSは部屋から出て行った…

俺が風邪をひいた日の翌日、俺たちは新しいバイト先の面接を受け、 
2〜3日後からバイトを始めた。前と同じ場所だが雰囲気はかなり違う。 
K,Hも居たのだが俺とSが付き合いだしている事を知り、Sに気を使ってか、 
以前の様に俺が軽口を言っても反応が悪い。Sも周りを気にしてか、 
俺と話す事が少ない…雰囲気と言うか、凄い違和感。同じメンバーかよ… 
微妙な感情で淡々と仕事をする。でも互いにクリスマス2日間と 
大晦日、元旦だけは夕方の休みを取っており、それだけが楽しみだった。 
冬休みに俺達が一緒に居れるのはその日だけしかなかったからだ。

12月24日、2学期の終業式と共にクリスマスイブ。 
俺とSが楽しみにしていた「二人の旅行」の日だ。学校から帰宅後、 
最寄り駅ではなく中心部の駅で待ち合わせし、二人で旅路についた。 
俺はSの言葉が頭にこびりついていた。 
「クリスマスの日にT君の…」 どうしたら良いのだろう。こんな事なら 
先に風俗でも行って練習しとけば良かった…不安が頭をよぎる。 

二人とも緊張しているのか、道中も以前のように軽口を叩けない。 
やっとホテルに到着。観光なんて考える余裕も無く、俺たちはホテルに 
チェックインした。やっと二人きりになった開放感か、自然と抱き合った。 
どちらともなくキスをする。俺の部屋でしたように、ベッドの上で舌を 
絡み合わせる。この時の俺はやばかった。妄想が止まらない!チンチンも 
立ちっぱなし! 考える事はと言えば、 
「すぐにして良いのかな…やっぱ余裕がないと思われるよな…」 
「夜まではくっついて、夕飯の後で良い。朝まで時間はある…」等々。 
今も有るのかな、HotDogPressとかで「彼女と初めての夜」とかの特集。 
あんなのしか頼るものが無く、ただのマニュアル男だった俺…アフォ 

夕食はホテルの中で鉄板焼きだった。当時は今ほど厳しくないのかな、 
多分未成年としてはチェックインしていなかったんだと思うけど、ワインを 
サービスされた。部屋割りの時も喫煙かどうかを聞かれたし。身分証の提示も 
ない。で、俺は酒が全く飲めない。Sはと言うと旨そうに飲むんだわ、これが。 
結構いける口だった様で、俺も一杯だけ付き合った。まあ味なんか判らないけど 
とりあえず食事は終了。いよいよ部屋に戻る… 

部屋でテレビを付けると、その時やってたのは確か「私をスキーに連れてって」。 
土曜日の9時からの映画番組だ。原田知世が可愛い! 

俺「あー楽しそう。でも俺、スキーやったことないねん。1月半ばの修学旅行で 
  スキーするねんけど、大丈夫かなー」 
S「面白いと思うよ?私、去年行ったけど楽しかったよ?」 
俺「そうなん?じゃあグローブと帽子、ゴーグルって持ってたら貸してよ。 
  続けてやる予定もないし、買うのも勿体無い感じやから」 
S「オッケー^^」 俺は色まで気にしておらず、後から問題が発生するが、それは別の話。 

S「終わったー」 俺「原田知世、可愛いなー。良いよなー」 
S「ふん!三上さんも超かっこいい!誰かと違ってやさしいしさ^^」 
俺「あれ、役ですから」 S「原田知世もです!」 俺「違うわい!んーでっと」 
俺は用意していたクリスマス用のテープとプレゼントを渡した。テープは 
間違いないが、何をあげたのか、もう覚えてない。 
S「ありがと… T君、ウォークマン貸して?」 俺「うん」 
薄暗い部屋でテープを聴くS。何だか盛り上がってまいりました! 

Sは一曲目を聞き、ウォークマンを外す。 

俺「金、あんまりないからこんなんでごめんな…」 
S「そんな事、全然ない! これ作ってくれてる時、T君は私の事を考えながら 
  作ってくれてたんでしょ? それで十分。凄く嬉しいよ… でもごめんなさい。 
  私も用意してたんやけど、間に合わなくて。T君に上着のサイズを聞いた 
  でしょ? 内緒でセーター編んでたけど、何度も失敗して後少しやねんけど 
  結局まだ出来てないねん…」 

俺「良いよ。それに服のサイズ聞かれた時点で内緒と違うやん^^」 
S「やっぱり?あれ、前のバイトの時に聞いたし、T君全然私に聞かないから 
 気付いてないか忘れてると思ってた^^ バレてたんね…」 
俺「そりゃそうでしょ。でも、もしかして俺と似た体格の奴に渡
↓↓↓
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